老後の投資

老後のための投資の実践 その1

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老後のための投資の実践。ウエブマスター雉子波の場合…

老後のための投資の実践

前回の記事では、偉そうにかつドヤ顔で、自分の老後のための投資ポリシーについてお話させて頂きました。

具体的には、シンプルであり、長期的であり、分散されている投資を、現実的になって続けることが大切であるとの考えをお伝えしました。そして、シンプルであることと、投資を分散させることとを両立させることが、今の課題であることをお伝えしました。

貴方は、「理屈はいいから… 実際には、どんな投資をしてるにかを聞かせてみろよ」とお考えかもしれません。

分かりました。正直、何に投資しているかをお話するのは、心理的に摩擦があります。けれども、一般論だけだと話がフワフワしてしまうため、この記事では、思い切って、私、雉子波が実際にどのような投資をしているかについてお話させて頂きます。

尚、老後の投資について考える際に検討をさけて通れない、確定拠出年金(iDeCo)と、少額投資非課税制度 (NISA)とについては、この記事では触れずに、機会を見て、追ってお話をさせて頂きます。

 

難し過ぎる? 簡単過ぎる?

この記事は、貴方に投資の経験がない場合は、専門用語が多くてわかりにくいかもしれません。その場合、雉子波の説明が悪いだけですので、ご容赦ください。

一方、貴方に投資経験がある場合、定性的すぎて、数字の記載がないため不満が残るかもしれません。追々、ポートフォリの紹介をさせて頂くことがあるかもしれまんので、ご容赦ください。

 

老後のために実践している投資

前置きが長くなりましたが、老後のために雉子波が実践している投資を、以下、具体的にお話します。

実践している投資1:インデックスファンドの積立

老後のための投資 インデックスファンド

多くの投資ブロガーや、多くの老後ブロガーの皆様と同様に、雉子波もインデックスファンドの積立をしています。
もう少し具体的には、株式が70%、債券が30%になるようにポートフォリを組み替えつつ、現在進行形でインデックスファンドの積立をしています。

投資信託の積立そのものは、20代から53歳の今まで続けています。けれども、その内容は変わりました。

以前は、債券はいれずに、株式だけを積み立てていましたが、先月から債券を投資に加えるように積立の内容を変えました。金利上昇局面の今、債券を加えることは短期的には不利な結果となるとは思います。

けれども、例えば、100歳までと長期的に投資を続けることを考えると、極端なポートフォリよりもバランスが取れたポートフォリオの方が気が楽そうとの理由から、債券をポートフォリに加えるに致しました。

現状、積み立てている投資信託は、
★ 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
★ ニッセイ外国債券インデックスファンド
★ iFree 新興国債券インデックス
の3本です。

これまでの経緯から(以前は、株式投信だけを買っていた)、債券のファンドの残高は、ごく少量で、ほとんどが「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」です。今後、時間をかけてジワジワと、株式70%、先進国債券20%、新興国債券10%にもっていく予定です。

尚、以前は、株式ファンドとして、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」をメインに積立をしていました。けれども、一度、利益確定をして、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」に乗り換えました。その理由は、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」で先進国の株式だけに投資するのではなく、「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」で全世界の株式に投資をしたいと考えたからです。

これまで、日本株、先進国、新興国と株式投信を分けたり、調整(リバランス)が面倒との理由で、バランスファンドである「世界経済インデックスファンド」を買ったりとフラフラしてきましたが、なんとか積み立てるファンドが固まりました。

 

実践している投資2:アメリカの高配当株、配当再投資

老後のための投資 アメリカ高配当株

インデックスファンドの積立に加えて、アメリカの高配当株を買って配当を再投資する投資を、ごく最近になって始めました。

本当のところは、「実践している投資1」としてお話をさせて頂いた「インデックスファンドの積立」だけに投資を絞りたい気持ちがあります。けれども、インデックスファンドの積立は、実のところ下げ相場に弱いため、今後、相場全体が下げた時に投資を続けることができるか自信がありません。

このため、生活必需品等の相場全体が下がる局面でも値段が下がりにくく、相場全体が下がった時に配当を再投資することで株数を増やすことが可能なアメリカ株をポートフォリをに加えました。

この投資は、ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資の未来」との本で紹介されている投資手法であり、人気投資ブロガーであるバフェット太郎氏の「バカでも稼げる米国株高配当投資」との本で紹介されている投資手法でもあります。

インデックスファンドの積立と比較して、税金面、手数料の面で不利な投資ではありますが、相場が崩れたときに買い増すとの攻めの投資ができることから感情的に続けやすく、この投資を始めてよかったと感じています。

現在手持ちの銘柄は、
★ フィリップ モリス インターナショナル
★ ジョンソン・エンド・ジョンソン
★ コカ・コーラ
★ マクドナルド
★ アルトリア・グループ
★ ペプシコ
★ ファイザー
★ プロクター・アンド・ギャンブル
★ AT&T 
★ エクソンモービル
の10銘柄です。

現在は、10銘柄で回していますが、最大で15銘柄程度まで増やしもよいと考えています。

 

実践している投資3:レバッジをかけたインデックスへの投資

老後のための投資 レバレッジをかけたインデックス投資

人気ブログ「ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術」で紹介されていた「ROKOHOUSE式 可変レバレッジド・ポートフォリオ」と命名された投資手法での投資を、ごく最近、ごく少額(100万円)で始めました。

この投資は、SP500と米国長期債券との比率を60%、40%に保ちつつ、それぞれについて3倍のレバレッジをかけて、そこそこ信頼できる債券ファンドを加える比率でリスクを調整するとのものです。

この投資については、「ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術」で詳細な定量的な分析がなされていて、単純にインデックスファンドを買うよりもリターンを上げ、リスクを下げることができるとの過去のデータを使ったシミュレーション結果があます。そして、その結果が信頼に値すると確信したことから、極少額で始めてみました。

「ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術」でなされていた分析を自分で行うスキルがないため、現状では投資金額を増やすことは考えていません。けれども、ヒストリカルデータの分析ができるように分析手法やソフトの使い方を習得した上で、将来的には、投資金額を増やすかを検討していきたいと考えています。

 

終わりに

老後のための投資の実践は、一旦、ここまでとして、「老後のための投資の実践 その2」で続きについて紹介します。

今回の記事は、投資経験がない方には分かりにくかったかも… そんな反省を踏まえて、次記事では、直感的に理解できて、経験がなくても簡単に始められる投資について紹介の予定です。「老後のための投資の実践 その2」でお待ちしています。

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